(≡ΦωΦ≡) こんにちは、猫のアニキです。
今回は過去に購入したロッドの中で手に取った瞬間「これは僕が手を出してよいブツでは無かった」と感じたロッドの紹介です。
実釣検証はやりませんでしたがデータだけはしっかり取っておいたので検討している方の参考になれば幸いです。
主なスペックとベンチマーク(測定値)
主なスペックおよびベンチマークの測定値をご紹介。
EQUES(エクエス)
【商品紹介】※メーカーHPより
パックロッドの限界を超えて行く、ヨーロッパオオナマズからGTまで…
エクエス・トラベルバディ
ヨーロッパオオナマズをはじめとした淡水の巨大怪魚からソルトでのGTまで、ルアーゲームから餌釣りまで。そしてショアからボートまで。
EQTB2703
【商品説明】※メーカーHPより
『トラベルバディシリーズとしての3ピース構造』
このロッドの最大の特徴、それは、その継数にあることは言うまでもない。
3ピースの、ヘビーデューティーロッド。昨今、トラベルロッドの人気が高まる中で、強度と携行性の2つの観点からの最適解を考えた際、必然的にこのピース数に落ち着くのではないだろうか。
96.5cmという仕舞寸法は、海外遠征も含めトラブルレスに携行するのに十分な短さ。
普段の釣行でも、電車やバイク釣行にも支障のないコンパクトさである。
全長:9.0ft
自重:435g
継数:3
適合ルアー(キャストウエイト):~150g
最大ドラグ:-
適合ライン:-
ガイドサイズ:16-16-16-20-25-30-40
フロントグリップ長:約35.7cm
リール取付位置:約55.7cm
重量バランス:リール取付位置中心より上へ約35.5cm
仕舞寸法:96.5cm
竿尻:ラバー
小売価格:46,250円(税込50,875円)
①ティップ:8cm
②バット:1.52cm
ベンチマーク(表)
今回もベンチマークテストの結果を表にしてみました。
ベンチマークテストの説明
ベンチマークテストってパソコンのCPUとかGPUの比較でよく聞くと思うんだけど、ロッドの比較という観点から勝手にベンチマークテストと名付けました。
※元々は測量で使われる言葉らしい。
ベンチマークの測定方法は以下の通り。
【測定方法】
1、ロッドの先端①に300gのウエイトを直接ぶら下げた場合、Aの部分が何センチ曲がるかを測定。
2、バット部分②に5000gのウエイトを直接ぶら下げた場合、Bの部分が何センチ曲がるかを測定。
通常のベントカーブはロッドを全体の曲がり方を見るけれど、それでは数値化したときにティップとバットを個々に比較しづらいため2つに分けました。
これってベリー部分を測定しないから正確に測定できないのでは?って普通思うよね!?
僕もそこが不安だったんだけど、実際にこの測定で近い数値が出たロッド同士を何本か実釣で比較したところ、キャストフィールや操作性は許容範囲と思えるくらいの誤差でした。
ティップに関しては仮に同じ数値だったとしても調子の違いで若干操作性が異なる場合があるけれど、何も情報が無いよりはマシくらいに思ってください。
ただ、全長や自重、重量バランス、リール取付位置が大きく異なるとキャストフィールや操作感も大きく変わってしまうので比較するにはある程度の条件が付きます。
【ベンチマークテストに関する注意点】
このベンチマークテストは素人のブログ主が趣味の一環で行ったものです。
測定に関する専門知識はなく、DIYで制作した簡易な装置を使っての測定のため数値に誤差が生じる可能性があります。
また、使用したロッドのほとんどが中古品であるため新品時とは異なる可能性があります。
ベンチマークテストの測定結果、数値は予告なく修正・変更する場合があります。
使用ソフトは2021/02までイラストレーター、2021/03以降はインクスケープを使用しており、新旧の表を見比べる場合は注意事項があります。詳細は下の記事をご覧ください。
やっと完成!新しいベンチマークテスト表についてお知らせ - 野良猫アニキの自由研究
【ベンチマークテストの目的】
測定したのはロッドの「硬さ」であり、「パワー」とは異なります。
一般的にロッドのパワーとはロッドが曲がることによって発生する反発力のこと。
対してロッドの硬さとは負荷に対して曲がらず真っすぐでいようとする抵抗力のようなものです。
魚を寄せたり浮かせるために必要なのはパワーと言われていますが、硬さを測定することでキャストフィールやルアーの操作感を比較・予想するのに役立つと思っています。
ただしベンチマークの数値が近いロッド同士でも調子の違い、ガイド、重量、ロッドの持つ復元スピードの違いにより実際の操作感が異なるケースがあります。
測定結果
※縦軸のアルファベットと横軸の数字は表内で位置を把握しやすくするために打ったナンバーです。
※ロッド名、自重、ルアーウエイトを書き込むため文字を小さく、しかも英文字にしたら読みにくくなりました。
※特にスマホの方は申し訳ありませんが、画像を拡大(タップ)して見てください。
参考のため今までベンチマークテストした国産の中でも硬さのあるロッドの中からアピア、MCワークス、シマノ、ゼナック、テイルウォークの一部のロッドを入れてみた。
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どんなロッド?
使っていないから硬さだけの話になるけれど、アピアの風神クワトロブラック シーゴリラ 105HHというブリクラスでも抜けそうなガチロッドを9ftまで短くして3ピースにしたようなイメージ。
(≡ΦωΦ≡) そーとしか答えられない...
どこで買える?
【POLE&LINE オンラインショップ】
僕がこのロッドを知ったのは昨年のことなんだけど、2021年時点で生産は終了しており在庫のみの販売らしい。
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まとめず
例年であればこの時期はカンパチリベンジ釣行で大忙しのはずなんだけど、釣りに行く時間がなかなか作れず、しかもコロナの影響で一部の堤防が釣り禁止。
管理釣り場の釣果情報もコロナの影響なのか情報公開を控えているケースが散見される。
なので、いざ時間ができてもどこの磯へ降りるか情報が少なすぎてなかなか見当が付きません。
しかも、釣行の足が先月末のエンジントラブルにより入院予定。
詳細不明なので現時点では修理費用がいくらかかるか分かりませんが、ロッド検証の資金をそちらに回す必要がでてきた。
ブログが更新できていなかった言い訳中... (;≡¬ω¬≡) 頑張って働きます
今日はここまで。
(≡ΦωΦ≡)ノシ ダスビダーニャ