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野良猫アニキの自由研究

どうすればショアから大型青物(70cm~1m)を釣れるのか?そのためのタックル選びやポイント探しのコツをテーマにした自由研究です。

【ベンチマークインプレ】 MCワークス ワイルドブレーカー WB102WRのベンチマークテスト! MC Works Wild Breaker 102WR

 (≡ΦωΦ≡) こんにちは、猫のアニキです。

 

 今回はMCワークス ワイルドブレーカー WB102WRベンチマークテストです。

 

 購入を検討されている方がいたら是非参考の一つに使ってください。

 

 

 

WILD BREAKER(ワイルドブレーカー)

 

出展:MCワークス

【メーカーのHPより抜粋】

 

 磯から獲る。その為の原基にして先鋭なる武具。

 ターゲットに近づくのに船ほど便利で確実なものは無い。
 それがベテラン船長の操船する船ならば尚更なのは言うまでもないことである。
 その最高最強の手段に背を向けて磯に立つと言う事は只の伊達や酔狂の話では長続きはしない。
 綿密な下調べと人脈を駆使した情報集数なくして、行き当たりばったりでは釣果はおそらく100%約束されない。
 自然の変化に無頓着なアングラーも又この釣りには向いていない。
 変化の履歴をはっきり認識し、データベース化することで一枚のカードがアングラーに手渡される。
 アングラーは手の中に何枚のカードを握っているのか?その枚数が釣果の約束である。
 近海の大物狙いが恐ろしく高いハードルで取り囲まれているのは、ターゲットへのアプローチチャンスが相当に限られたものであることと、千載一遇の機会が廻ってきても取り逃がすことの多さに由来している。
 あえてその地味な高みを目指そうとするならば、持ちこめる量に限りあるタックルを自分流儀に先鋭化するべきである。
 無駄なものは一切持ち込まず、絶大な実績と信頼のおけるものだけを携えなければならない。
 軽さと強度のバランスを追求し、近海の青物レコードを狙う為のショアロッドシリーズ、
 それがWILD BREAKERシリーズである。

 

 

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フロントグリップ長、リール取付位置の説明

 

 

ワイルドブレーカー WB102WR

 

ワイルドブレーカー WB102WR

 

【商品説明】 ※メーカーHPより抜粋

 WB103HSの後継機種。
 103HSに比較して破壊強度が大幅に向上。
 ジグやシンキングプラグなどを使用してボトム~ミッドレンジを攻略するためのロッド。
 特にジグの操作性は秀逸。ボトムに突っ込むヒラマサ、カンパチとの対戦に推奨。
 ※チタンハイブリッドPMNSG+TKWSGガイド

 

 全長:10.2ft

 自重:379g ※実測値

 継数:2

 適合ルアー:MAX150g

 最大ドラグ:9kg

 適合ライン:MAX#4-6

 ガイドサイズ:12-12-12-12-16-20-25-40

 フロントグリップ長:約30.7cm

 リール取付位置:約50cm

 重量バランス:リール取付位置中心より上へ約41.8cm

 仕舞寸法:161cm ※実測値

 竿尻:ラバー

 

 ベンチマーク

 ティップ:10.6cm
 バット:1.49cm
 ベンチマーク座標:15-N

 

 

 

ベンチマーク(表)

 

 ベンチマークテストの結果を表にしました。

 

 

ベンチマークテストの説明

 

 ベンチマークテストというとパソコンのCPUやGPU、オンラインゲームの動作チェックでよく聞く単語だと思いますがロッドの硬さを測定し比較するという観点から当ブログ内でもベンチマークテストと呼ぶことにしました。

 

 ※元々は測量で使われる言葉らしい。

 

 ベンチマークの具体的な測定方法は以下の通り。

 

f:id:necoaniki:20200612034952j:plain

 

 【測定方法】

 1、ロッドの先端に300gのウエイトを直接ぶら下げた場合、Aの部分が何センチ曲がるかを測定。

 

 2、バット部分に5000gのウエイトを直接ぶら下げた場合、Bの部分が何センチ曲がるかを測定。

 

 

 通常のベントカーブはロッドを全体の曲がり方を言いますが、それだと数値化したときにティップとバットを個々に比較しづらいため2つのセクションに分けました。

 

 ベリー部分の硬さを測定しないため正確性に欠けるのでは?というご意見があるかもしれませんが実際にこの測定で近い数値が出たロッド同士を何本か実釣で比較したところ、キャストフィールや操作性が比較的近いと感じたため現時点ではこの方法を採用します。

 

 ティップセクションに関しては仮に同じ数値でも調子が大きく異なったり、ガイド数、ガイド重量が大きく異なる場合はロッドの操作性や印象が異なる場合があります。

 

 特にロッドの全長、リール取付位置が大きく異なるロッド同士はベンチマークの数値が同じでもキャストフィールや操作感が大きく異なります。

 

ベンチマークテストに関する注意点】

 このベンチマークテストは素人のブログ主が趣味の一環で行ったものです。

 測定に関する専門知識はなく、DIYで制作した簡易な装置を使っての測定のため数値に誤差が生じる可能性があります。

 また、使用したロッドのほとんどが中古品であるため新品時とは異なる可能性があります。

 ベンチマークテストの測定結果、数値は予告なく修正・変更する場合があります。

 使用ソフトは2021/02までイラストレーター、2021/03以降はインクスケープを使用しており、新旧の表を見比べる場合は注意事項があります。詳細は下の記事をご覧ください。

 やっと完成!新しいベンチマークテスト表についてお知らせ - 野良猫アニキの自由研究

 

ベンチマークテストの目的】

 測定したのはロッドの「硬さ」であり、「パワー」とは異なります。

 一般的にロッドのパワーとはロッドが曲がることによって発生する反発力のこと。

 対してロッドの硬さとは負荷に対して曲がらず真っすぐでいようとする抵抗力のようなものです。

 魚を寄せたり浮かせるために必要なのはパワーと言われていますが、硬さを測定することはキャストフィールやルアーの操作感を比較・予想するのに役立つと思っています。

 ただしベンチマークの数値が近いロッド同士でも調子の違い、ガイド、重量、ロッド素材の持つ復元スピードの違いにより実際の操作感が異なるケースがあります。

 

測定結果

 

 ※縦軸のアルファベットと横軸の数字は表内で位置(座標)を把握しやすくするために打ったナンバーです。 

 

 

 ※ロッド名、自重、ルアーウエイトを書き込むため文字を小さく、しかも英文字にしたら読みにくくなりました。

 ※特にスマホの方は申し訳ありませんが、画像を拡大(タップ)して見てください。

 

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レイジングブルより下位モデルにも関わらずガチロッド

 

 

 位置付け、メーカー公表のスペックから考えると兄貴分のレイジングブルより軽量、且つ同スペック同士であればブランクスの強度は劣るんだろうけど、実際触ってみた感想はガチロッド。

 

 ガイド設定、グリップデザインはレイジングブルにも引けを取らず、見た目で言えば下位モデルの雰囲気は皆無。

 

 今回紹介したWB102WRはとても張りが強いので堤防ではパワーを持て余すだろうし出番も少ないと思う。

 地磯や沖磯の大物を相手にしてはじめて活躍するロッドだと思います。

 

 残念ながら短時間の使用且つ釣果が無いので詳しい実釣インプレは出来ずじまいでした。

 

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今後の記事について

 

 今回は本当に短い記事でしたが最後まで読んでいただきありがとうございます。

 次回の記事はまだ決まっていませんが、今回と同じくロッド紹介の可能性が高いです。

 

 んじゃ、今日はここまで。

 

 (≡ΦωΦ≡)ノシ マタネー