(≡ΦωΦ≡) こんにちは、猫のアニキです。
今回はシマノ 19ソルティーアドバンス ショアジギングモデルの紹介です。
ちなみに実際に購入してベンチマークテストしたのはS100Hのみです。
実釣していないのと、検証データ不足なのとで今まで記事にしていませんでしたが、休日の空き時間を使ってせっせとベンチ測定した苦労が無駄になるのももったいないのでアップしました。
少しでも検討している方の参考になれば幸いです。
じゃ、早速行ってみよ!(≡ΦωΦ≡)/
商品紹介
【メーカーHPより抜粋】
はじめての本格的な海釣りへ。幅広い魚種を網羅できる充実のラインナップ
ソルトルアーゲームに挑戦したい、多彩なターゲットを楽しみたいというアングラーのニーズに応えて幅広いターゲットに対応するソルティーアドバンスは上位機種譲りのハイレベルなブランクスを採用し、クラスを超える軽さ、シャープさ、パワーを追求。
ターゲットごとに専用設計を施した本格仕様とコストパフォーマンスの高さが特長です。
現在はさまざまな魚種に対応できるようになっており、手軽に近場で青物を狙って楽しめるライトショアジギングモデルや、アジングなどのライトソルトゲームモデル、本格的な船釣りが楽しめるジギング&ライトジギングモデルにまで対応するような幅広いラインナップです。
ソルトウォーターゲームへ踏み込む際の入り口として、初心者の方でも扱いやすく、かつ十分なパワーをもたせた設計になっています。
【特徴】
ショアジギングモデルのラインナップ・スペック紹介
【メーカーHPより】
※リールシート位置(シマノ公表値):ダウンロックは竿尻からリールシート後部固定フードまでの長さです。
※最大ドラグは糸に対する張力の値です。記載した値や角度を超えたり、ドラグスピードが著しく速い場合は破損の原因になりますことを、ご留意お願いいたします。
※適合ルアーウェイトや適合ラインは目安です。ルアーの形状やキャストの方法によって抵抗が変わるので、適合値は増減します。またこれは強度を示すものではありません。
S96M
・全長:9.6ft
・自重:225g
・継数:2本
・適合ルアーウェイト(MAX):Jig60g/Plug40g
・最大ドラグ:4kg/45°
・適合ライン(PE):MAX2号
・ガイドサイズ:8-8-8-10-12-16-20-30
・フロントグリップ長:-
・リールシート位置:43.5cm
・リール取付位置:-
・重量バランス:-
・仕舞寸法:149.5cm
・竿尻:EVA
S100M
・全長:10ft
・自重:240g
・継数:2本
・適合ルアーウェイト(MAX):Jig60g/Plug40g
・最大ドラグ:4kg/45°
・適合ライン(PE):MAX2号
・ガイドサイズ:8-8-8-10-12-16-20-30
・フロントグリップ長:-
・リールシート位置:45.5cm
・リール取付位置:-
・重量バランス:-
・仕舞寸法:157cm
・竿尻:EVA
S96MH
・全長:9.6ft
・自重:247g
・継数:2本
・適合ルアーウェイト(MAX):Jig80g/Plug60g
・最大ドラグ:5kg/45°
・適合ライン(PE):MAX3号
・ガイドサイズ:8-8-8-10-12-16-20-30
・フロントグリップ長:-
・リールシート位置:44cm
・リール取付位置:-
・重量バランス:-
・仕舞寸法:149.5cm
・竿尻:EVA
S100MH
・全長:10ft
・自重:265g
・継数:2本
・適合ルアーウェイト(MAX):Jig80g/Plug60g
・最大ドラグ:5kg/45°
・適合ライン(PE):MAX3号
・ガイドサイズ:8-8-8-10-12-16-20-30
・フロントグリップ長:-
・リールシート位置:46cm
・リール取付位置:-
・重量バランス:-
・仕舞寸法:157cm
・竿尻:EVA
S100H
・全長:10ft
・自重:270g
・継数:2本
・適合ルアーウェイト(MAX):Jig100g/Plug80g
・最大ドラグ:6kg/45°
・適合ライン(PE):MAX4号
・ガイドサイズ:8-8-8-10-12-16-20-30
・フロントグリップ長:-
・リールシート位置:46cm
・リール取付位置:-
・重量バランス:-
・仕舞寸法:157cm
・竿尻:EVA
①ティップ:17.3cm
②バット:2.97cm
ベンチマーク座標:10-K
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ベンチマーク表
お次はベンチマーク表での比較です。
(≡ΦωΦ≡) ドキドキ ワクワク♪
ベンチマークテストの説明
ベンチマークテストというとパソコンのCPUやGPU、オンラインゲームの動作チェックでよく聞く単語だと思いますがロッドの硬さを測定し比較するという観点から当ブログ内でもベンチマークテストと呼ぶことにしました。
※元々は測量で使われる言葉らしい。
ベンチマークの具体的な測定方法は以下の通り。
【測定方法】
1、ロッドの先端①に300gのウエイトを直接ぶら下げた場合、Aの部分が何センチ曲がるかを測定。
2、バット部分②に5000gのウエイトを直接ぶら下げた場合、Bの部分が何センチ曲がるかを測定。
通常のベントカーブはロッドを全体の曲がり方を言いますが、それだと数値化したときにティップとバットを個々に比較しづらいため2つのセクションに分けました。
ベリー部分の硬さを測定しないため正確性に欠けるのでは?というご意見があるかもしれませんが実際にこの測定で近い数値が出たロッド同士を何本か実釣で比較したところ、キャストフィールや操作性が比較的近いと感じたため現時点ではこの方法を採用します。
ティップセクションに関しては仮に同じ数値でも調子が大きく異なったり、ガイド数、ガイド重量が大きく異なる場合はロッドの操作性や印象が異なる場合があります。
特にロッドの全長、リール取付位置が大きく異なるロッド同士はベンチマークの数値が同じでもキャストフィールや操作感が大きく異なります。
【ベンチマークテストに関する注意点】
このベンチマークテストは素人のブログ主が趣味の一環で行ったものです。
測定に関する専門知識はなく、DIYで制作した簡易な装置を使っての測定のため数値に誤差が生じる可能性があります。
また、使用したロッドのほとんどが中古品であるため新品時とは異なる可能性があります。
ベンチマークテストの測定結果、数値は予告なく修正・変更する場合があります。
使用ソフトは2021/02までイラストレーター、2021/03以降はインクスケープを使用しており、新旧の表を見比べる場合は注意事項があります。詳細は下の記事をご覧ください。
やっと完成!新しいベンチマークテスト表についてお知らせ - 野良猫アニキの自由研究
【ベンチマークテストの目的】
測定したのはロッドの「硬さ」であり、「パワー」とは異なります。
一般的にロッドのパワーとはロッドが曲がることによって発生する反発力のこと。
対してロッドの硬さとは負荷に対して曲がらず真っすぐでいようとする抵抗力のようなものです。
魚を寄せたり浮かせるために必要なのはパワーと言われていますが、硬さを測定することはキャストフィールやルアーの操作感を比較・予想するのに役立つと思っています。
ただしベンチマークの数値が近いロッド同士でも調子の違い、ガイド、重量、ロッド素材の持つ復元スピードの違いにより実際の操作感が異なるケースがあります。
測定結果
※縦軸のアルファベットと横軸の数字は表内で位置(座標)を把握しやすくするために打ったナンバーです。
↑ 毎度のことながら文字が小さくてすみません。
(≡ΦωΦ≡;)
特にスマホの方は申し訳ありませんが、画像を拡大(タップ)して見てください。
参考のため今までベンチマークテストしたロッドの中から比較的近いもの(タカミヤ、メジャークラフト)をいくつか入れてみました。
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ソルティーアドバンスはどんなロッド?(予想)
実釣していないのでベンチマークテストを見ての感想になりますが、最近は21コルトスナイパーBBのMHが上位モデルのコルトスナイパーSSのMHより硬いロッドだったり、メジャークラフトのファーストキャストのMHが同メーカーの上位モデルであるクロステージやトリプルクロスのMHより硬いロッドだったりと予想外の結果が多い中、19ソルティーアドバンスは順当と思える位置付けとなりました。
価格もリーズナブルなのでこれからショアジギングを始めたいと思っている方の入門用にいいかも。
おそらくですがロッドとしての基本性能はきちんと押さえつつ、ズバ抜けた性能はない代わりにキャスト時のリリースポイントもスイートスポットも広めで使いやすいマイルドな特性なのではないかと思います。
ちなみに上位モデルと比べリールシート位置がやや低めですが、ロッドがそれほど硬くないようなのでキャスト時に曲げ込むのは比較的容易だと思います。
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今後の記事について
最後まで読んでいただきありがとうございます。
予想した通り短めの記事になってしまいましたが購入検討されている方がいたら判断材料の1つに是非使ってください。
次回の記事について、タックル関連にするか釣果報告にするかは未定ですが今月中にあと1つか2つアップすると思います。
できればタックル関連と釣果報告の記事を1つずつアップしたいなぁ...
また時間のある時に是非読んでください。
んじゃ今日はここまで!
(≡ΦωΦ≡)ノシ マタネー