■2023/03/04 メーカーの基準変更によりM、MHの最大ドラグ値を上方修正
(≡ΦωΦ≡) こんにちは、猫のアニキです。
今回は21コルトスナイパーBB S100MHについてです。
冒頭で言うのもなんですが、
前半のスペック紹介とベンチマークテストは良いとして、
後半はいつも通り回りくどく、グダグダ感のある記事になってしまいました。
(;≡ΦωΦ≡) スミマセン
ロッドの使用期間が短く、特筆すべき釣果も無いのでベンチマークテストの結果、使った印象、メーカーに聞いた話、メーカーHPに書かれてあることが中心です。
インプレや検証記事については毎度のことですが、知識不足や勘違いなどにより間違ったことを書いたり、稀にメーカー側で事前の予告なく仕様変更があったりするので購入の参考にされる場合はこの点を踏まえた上でお願いします。
ちなみにメーカーに聞いた話は過去の記事にも書いているのでまだ読んでいない方は是非そちらも見てください。
主なスペック
まずは21コルトスナイパーBB(10ftモデル)と、参考比較のためコルトスナイパーSS S100MH、16コルトスナイパーBB S1000MHのスペック紹介です。
「え?なんで他のレングスは紹介しないのかって!?」
実は...
最初は全機種載せてみたのですが、検証インプレ記事にも関わらず内容の半分以上がスペック紹介(しかも触っていないロッドが大半)で埋まってしまうので止めました。
(≡ΦωΦ≡)...
※スペックのうちメーカーから聞いた"最大ドラグ値"はあくまでも目安でありロッドの耐久性を100%保証するものではありません。
21コルトスナイパーBB
【商品紹介】 ※メーカーHPより
S100M
メタルジグとプラグの双方に適応する、操作性に優れたテクニカルモデル。
全長:10ft
自重:266g
継数:2
適合ルアー:ジグ~60g、プラグ~45g
最大ドラグ:3kg/45° 4kg/45°
適合ライン:MAX#2.5
ガイドサイズ:8-8-8-10-12-16-20-25
仕舞寸法:157cm
竿尻:EVA
S100M-3
高いパフォーマンスと利便性を両立した3ピースモデル。
全長:10ft
自重:262g
継数:3
適合ルアー:ジグ~60g、プラグ~45g
最大ドラグ:3kg/45° 4kg/45°
適合ライン:MAX#2.5
ガイドサイズ:8-8-8-10-12-16-20-25
仕舞寸法:109.7cm
竿尻:EVA
S100MH
ショアジギング&プラッギングゲームにおけるスタンダードモデル。
全長:10ft
自重:293g
継数:2
適合ルアー:ジグ~80g、プラグ~65g
最大ドラグ:4~4.5kg/45° 5kg/45°
適合ライン:MAX#3
ガイドサイズ:8-8-8-10-12-16-20-30
フロントグリップ長:約20cm
リール取付位置:約47cm
重量バランス:リール取付位置中心より上へ約35cm
仕舞寸法:157cm
竿尻:EVA
①ティップ:19.9cm
②バット:2.38cm
S100MH-3
高いパフォーマンスと利便性を両立した3ピースモデル。
全長:10ft
自重:290g
継数:3
適合ルアー:ジグ~80g、プラグ~65g
最大ドラグ:4~4.5kg/45° 5kg/45°
適合ライン:MAX#3
ガイドサイズ:8-8-8-10-12-16-20-30
仕舞寸法:109.7cm
竿尻:EVA
S100H
メタルジグとプラグの双方に適応。10kgに迫る大型にも対応可能なパワーモデル。
全長:10ft
自重:307g
継数:2
適合ルアー:ジグ~100g、プラグ~85g
最大ドラグ:6kg/45°
適合ライン:MAX#4
ガイドサイズ:8-8-8-10-12-16-20-30
仕舞寸法:157cm
竿尻:EVA
S100H-3
高いパフォーマンスと利便性を両立した3ピースモデル。
全長:10ft
自重:300g
継数:3
適合ルアー:ジグ~100g、プラグ~85g
最大ドラグ:6kg/45°
適合ライン:MAX#4
ガイドサイズ:8-8-8-10-12-16-20-30
仕舞寸法:109.7cm
竿尻:EVA
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コルトスナイパーSS
【商品紹介】 ※メーカーHPより
高い利便性を備えた実戦的ショアジギングロッド。
ショアジギング・ショアプラッギングゲームに特化、大物に挑むアングラーに提案するハイパフォーマンスシリーズ『コルトスナイパーSS』。
上位機種で培ったロッドテクノロジーとノウハウを惜しみなく採用。
軽くて強いブランクスを実現する基本構造、スパイラルX、ネジリ剛性を高める強化構造ハイパワーXを搭載。
不快なブレやパワーロスが徹底的に抑制され、このゲームで重要視される遠投性・操作性・パワーが飛躍的に向上。防波堤・サーフ・磯場など幅広いシーンで活躍します。
遠投攻略はもちろん、良型青物とのパワーファイトも得意。
ブランクスはもちろんこと、セパレートグリップ搭載など部品の軽量化は疲労低減にも貢献。
ラインナップは手軽なライトゲームから本格的な青物ゲームまでカバーする9アイテムを用意。
高い基本性能に機動性をプラスした振出モデルもラインナップ。
振出仕様による高い利便性に加え、2ピースロッドにも劣らないパワー及びスムーズなベンディングカーブを実現。
S100MH
全長:10ft
自重:260g
継数:2
適合ルアー:ジグ~80g、プラグ~65g
適合ライン:MAX#3
ガイドサイズ:8-8-8-10-12-16-20-30
フロントグリップ長:約19.1cm
リール取付位置:約47.2cm
重量バランス:リール取付位置中心より上へ約38cm
仕舞寸法:157cm
竿尻:EVA
①ティップ:23.1cm
②バット:2.44cm
16コルトスナイパーBB(生産終了)
S1000MH
全長:10ft
自重:266g
継数:2
適合ルアー:ジグ~80g、プラグ~60g
適合ライン:MAX#3
ガイドサイズ:8-8-8-10-12-16-20-30
フロントグリップ長:約19.9cm
リール取付位置:約43.8cm
重量バランス:リール取付位置中心より上へ約47cm
仕舞寸法:157cm
竿尻:EVA
①ティップ:23.1cm
②バット:3.36cm
ベンチマーク(表)
お待たせしました。
ベンチマークテストの結果を表にしてみました。
ベンチマークテストの説明
ベンチマークテストってパソコンのCPUとかGPUの比較でよく聞くと思うんだけど、ロッドの比較という観点から勝手にベンチマークテストと名付けました。
※元々は測量で使われる言葉らしい。
ベンチマークの測定方法は以下の通り。
【測定方法】
1、ロッドの先端①に300gのウエイトを直接ぶら下げた場合、Aの部分が何センチ曲がるかを測定。
2、バット部分②に5000gのウエイトを直接ぶら下げた場合、Bの部分が何センチ曲がるかを測定。
通常のベントカーブはロッドを全体の曲がり方を見るけれど、それでは数値化したときにティップとバットを個々に比較しづらいため2つに分けました。
これってベリー部分を測定しないから正確に測定できないのでは?って普通思うよね!?
僕もそこが不安だったんだけど、実際にこの測定で近い数値が出たロッド同士を何本か実釣で比較したところ、キャストフィールや操作性は許容範囲と思えるくらいの誤差でした。
ティップに関しては仮に同じ数値だったとしても調子の違いで若干操作性が異なる場合があるけれど、何も情報が無いよりはマシくらいに思ってください。
ただ、全長や自重、重量バランス、リール取付位置が大きく異なるとキャストフィールや操作感も大きく変わってしまうので比較するにはある程度の条件が付きます。
【ベンチマークテストに関する注意点】
このベンチマークテストは素人のブログ主が趣味の一環で行ったものです。
測定に関する専門知識はなく、DIYで制作した簡易な装置を使っての測定のため数値に誤差が生じる可能性があります。
また、使用したロッドのほとんどが中古品であるため新品時とは異なる可能性があります。
ベンチマークテストの測定結果、数値は予告なく修正・変更する場合があります。
使用ソフトは2021/02までイラストレーター、2021/03以降はインクスケープを使用しており、新旧の表を見比べる場合は注意事項があります。詳細は下の記事をご覧ください。
やっと完成!新しいベンチマークテスト表についてお知らせ - 野良猫アニキの自由研究
【ベンチマークテストの目的】
測定したのはロッドの「硬さ」であり、「パワー」とは異なります。
一般的にロッドのパワーとはロッドが曲がることによって発生する反発力のこと。
対してロッドの硬さとは負荷に対して曲がらず真っすぐでいようとする抵抗力のようなものです。
魚を寄せたり浮かせるために必要なのはパワーと言われていますが、硬さを測定することでキャストフィールやルアーの操作感を比較・予想するのに役立つと思っています。
ただしベンチマークの数値が近いロッド同士でも調子の違い、ガイド、重量、ロッドの持つ復元スピードの違いにより実際の操作感が異なるケースがあります。
測定結果
※縦軸のアルファベットと横軸の数字は表内で位置を把握しやすくするために打ったナンバーです。
※ロッド名、自重、ルアーウエイトを書き込むため文字を小さく、しかも英文字にしたら読みにくくなりました。
※特にスマホの方は申し訳ありませんが、画像を拡大(タップ)して見てください。
今回も比較のためコルトスナイパーシリーズの中からいくつか入れてみました。
21コルトスナイパーBB S100MHはどんなロッド?
※3本とも撮影時期が異なるため寸法のバランスは実際と異なる可能性があります。
過去の記事と重複する箇所もありますが、今回もメーカーの話を踏まえつつ僕の主観で考察してみたいと思います。
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各コルトスナイパーとの比較
21コルトスナイパーBBはメーカーの謳い文句にもある通り旧モデルよりパワーアップされたロッド。
パワー面ではコルトスナイパーSSとの差がほとんどなくなったらしい。
ただし使用しているカーボンの弾性が異なるため、
「軽さや張り、感度を求める場合はSS」 ※比較的中高弾性カーボンを使用
「マイルルドな使用感を求めるならBB」※比較的低中弾性カーボンを使用
という説明を受けた。
次に各コルトスナイパーの10ft、MHの細かな部分を比較してみます。
ロッド自重
16コルトスナイパーBB S1000MH:266g
21コルトスナイパーBB S100MH:293g
コルトスナイパーSS S100MH:260g
コルトスナイパーXR S100MH:313g
19コルトスナイパー エクスチューン S100MH:309g
旧コルトスナイパーBBに対し21コルトスナイパーBBは約30gの増加。
何かと軽さを求められがちなベーシックモデルでこれだけ自重を増やすのはかなり思い切った決断だったと思います。
見方を変えればコルトスナイパーSSとのより明確な差別化を図ったとも言えそう。
ちなみに重量バランスを見ると、リール取付位置の中心からティップ側へ
16コルトスナイパーBB S1000MH:47cm
21コルトスナイパーBB S100MH:35cm
コルトスナイパーSS S100MH:38cm
コルトスナイパーXR S100MH(3ピース):34.2cm
21コルトスナイパーBBの重量バランスは意外と良い。
もしかしたらコルトスナイパーSSとの重量差って実釣ではそれほど感じないレベルなのかもしれない。
試しに2ピースのうち上半分(トップガイドの付いている側)の重量も測定してみたところ、
16コルトスナイパーBB S1000MH:51g
21コルトスナイパーBB S100MH:45g
コルトスナイパーSS S100MH:44g
という結果で、21コルトスナイパーBBとコルトスナイパーSSの差はたったの1gでした。
じゃあ高弾性カーボン率の高いコルトスナイパーSSはBBよりも張りがあるのかって話なんだけど...
硬さ(ベンチマークテストの結果より)
ベンチマークテストの結果を見ても分かる通り"硬さ"においてはコルトスナイパーSSより21コルトスナイパーBBの方が上という結果だった。
特にティップセクションの硬さの違いが顕著。
実はコルトスナイパーSSのティップセクションって16コルトスナイパーBBとほぼ同じ硬さだったんだよね。
(あくまでも10ftMHの場合の話だけど)
ただしロッドのシャープ感についてはブランクの径(テーパー)や調子、アングラーが感じる感覚的要素もあるので今回の結果だけで21コルトスナイパーBBの方がシャープだと断言はしません。
それより驚いたのは21コルトスナイパーBBのバットの硬さがコルトスナイパーXR(3ピース)よりもやや上だったってこと。
※硬さの話であり、硬さ=パワーではないけどね
ティップ径(先径)
16コルトスナイパーBB S1000MH:Φ2.2mm
21コルトスナイパーBB S100MH:Φ2.3mm
コルトスナイパーSS S100MH:Φ2.2mm
コルトスナイパーXR S100MH:Φ2.3mm
19コルトスナイパー エクスチューン S100MH:Φ2.6mm
それぞれ使用されているカーボン、技術特性、ガイドが違うため一概には言えないんだけど、同じブランク素材・肉厚であれば径が太いほど強度や張り、そしていくらカーボンが軽いと言ってもわずかに重量が増す。
そしてブランクが太いとスイングした時の空気抵抗も増すので過度の太さはキャスト時フィーリングの悪化を招く。
それによりティップの径だけでロッドの特性は語れないんだけど考察の一材料として記載してみました。
リール取付位置
16コルトスナイパーBB S1000MH:43.8cm
21コルトスナイパーBB S100MH:47cm
コルトスナイパーSS S100MH:47.2cm
コルトスナイパーXR S100MH:48cm
19コルトスナイパー エクスチューン S100MH:50cm
今回のモデルチェンジで21コルトスナイパーBBのリール取付位置が高くなったのは「ロッドの張りとパワーが上がったためキャスト時にロッドを曲げやすく、ファイト時にアングラーの負担を軽減すること」が目的らしい。
ガイドサイズ
16コルトスナイパーBB S1000MH:8-8-8-10-12-16-20-30
21コルトスナイパーBB S100MH:8-8-8-10-12-16-20-30
コルトスナイパーSS S100MH:8-8-8-10-12-16-20-30
コルトスナイパーXR S100MH:8-8-8-10-12-16-20-30
19コルトスナイパー エクスチューン S100MH:10-10-10-10-10-12-16-25
MHのガイドサイズはエクスチューン以外基本的に同じ。
個人的に気になるのはティップセクションのガイドサイズが8とやや小さいこと。
しなやかなロッドであれば問題無いんだけど張りのあるロッドでガイドが小さいとキャスト時のリリースタイミングがシビアになり、ライントラブルを誘発しやすくなる。
※ただし軽さやシャープさ、感度を売りにしているライトなロッドの場合はガイドを安易に大きくすると先重り、ロッドのブレ、感度の低下を招く恐れがあります
実釣での使用感
【過去の実釣記事はこちら】
まず感じたのはロッドのパワー。
16コルトスナイパーBBのMHはショアジギングロッドでありながらライトショアジギングとショアジギングの中間的な雰囲気のロッドだったのに対し、21コルトスナイパーBBのMHからライトな雰囲気は感じない。
また、MAX重量のルアーも問題無くキャストできた。
実釣では小型青物しか釣っていないけれど、40cm前半のヤズが相手ではウォーミングアップ程度の印象。
21コルトスナイパーBB S100MHに感じた良いところと不安なところ
良いと感じたところはパワーの立ち上がりが早いところとブレが少なくなりキャスト時の安心感が増したところ。
リール取付位置が僕の好みに近づいたこと。
逆に不安要素としては「ロッドの張りが増したにも関わらずガイドサイズは変わっていないので初心者にはやや曲げ辛い(やや飛距離が出しにくくライントラブルを誘発しやすい)ロッドかもしれない」ところ。
参考までに実釣で僕が使ったラインシステムを言うと、
・メイン:PE2号
・スペーサー:PE3号
・リーダー:フロロ16号~18号(55~60lb)
・ノット:PRノット
※風は無風~2m/s程度
リーダー16号の時は全く問題を感じなかったんだけど18号に変えた途端リーダーの結束部分がガイドに当たる感触を感じだした。
ライントラブルは全く発生しなかったけれど仮に20号以上を使ったらどうなるのか少し不安を感じる。
メーカー曰くあくまでも参考的な話だけど、
仮にPE4号の場合、リーダーの太さは60Lbまでがおすすめでそれより太くする場合は(アングラーの技量やラインシステムの相性にもよるが)キャスト時に「結束部分をガイドの外に出すことをおすすめします」
とのことだった。
ちなみに過去、コルトスナイパーXR S100MH-3の実釣で今回の21コルトスナイパーBBとほぼ同じラインシステムを使用したことがあるけれどこの時は全く問題を感じなかった。
では、BBとXRの違いは一体何なのか?
コルトスナイパーXRの方がライン抜けが良かった理由
使用したルアーの種類が100%同じではないため可能性の話にはなるけれど、
・コルトスナイパーXRはSiC-Sリングのためガイドリング内径がほんの少し大きい
・使用されている技術特性的に考えるとコルトスナイパーXRの方がBBよりさらにブレやネジレが少なかった可能性あり
・コルトスナイパーXRの方がリール取付位置がさらに上、且つ(ベンチマークテストの結果を踏まえると)バットが少し柔らかいためパワーがある割に曲げやすかったのではないか?
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21コルトスナイパーBBはおすすめのロッドか?
ロッドのスペック、実釣での使用感を踏まえると、
21コルトスナイパーBB S100MHはリーダーの太さ18号、ドラグは5kg/45°までで獲れるターゲット、フィールドであればおすすめです。
(;≡ΦωΦ≡) 分かり辛い!?
例えば堤防で大物、テトラ帯や地磯で小型~中型狙いといった感じ。
もちろんノットをガイドの外にすればもっと太いリーダーも使えるんだけど、ドラグ値を考えればHですら磯の大物相手に安心できるスペックではないと思います。
※アングラーの技量次第では大物を仕留めれる可能性も十分あります!
21コルトスナイパーBBを買うならMがおすすめ!?
21コルトスナイパーBBってバットガイドを除けばM、MH、Hのガイドサイズが同じなんだよね。
だとすれば、Hはパワーがあっても使えるラインの太さがMH以上にシビアになるかもしれないし、逆にMはラインの選択肢に余裕ができそう。
なので現時点で21コルトスナイパーBBの中で一番おすすめできるのは狙うターゲットやフィールド、ルアー重量さえマッチするならばMです。
おすすめでないシチュエーションの例を挙げるとすれば...
21コルトスナイパーBBがおすすめでないケースをもっとリアルにお話しするとすれば次のような場合。
狙っている青物のサイズ的には2~3号のやや細めのPEラインとリーダー18号で足りるけれど、地磯アプローチのため極力道具を持ちたくないという理由からランディングはタモもギャフも使わずリーダーを手でつかんでズリ上げもしくは抜き上げるって場合。
このような場合はリーダー、もしくはリーダーとスペーサーPEを通常よりも太くすることが多い。
僕がまさしくそれで、ブリ狙いシーズンになると24~32号(80~100Lb)のリーダーがメインになる。
※本格的なカンパチシーズンはPE3号、スペーサー4~6号、根ズレ対策でリーダーが40号(約120Lb)になることも
また、PEとリーダーの結束部分をガイドの外に出せるか?というのも僕の場合は基本的に不可能。
なぜかというと地磯で実際にキャストする際、立ち位置やキャスト方向によっては垂らしを長く取れないことがよくあるのでどうしても結束部分はガイド内に入ってしまうから。
さらに言うとカンパチ狙いの場合はドラグが6kg/45°では足りない。
仮に地磯で70cm以上のカンパチが足元の根に突っ込もうとした場合、またそこから浮かせる作業の場合は(僕だったら)間違いなくロッド角が45度を超えるし、ドラグ7kgですら止まるかどうか...という状況になるからです。
Σ(;≡ΦωΦ)o/◠~~~~~~~~~~~~~~((((((( Σ´vメメメ<
まとめ
21コルトスナイパーBBが発売されることを知った時は低価格で3ピースロッドが買えると思ってすごくワクワクしたんだけど、冷静にスペックを見ればやはり大物を狙うにはXRクラス以上を使わなければいけないのかなぁという感じがしました。
ただし21コルトスナイパーBBが全くダメという意味ではなく、狙うターゲットやフィールドによっては非常に使えるコスパの高いロッドになると思います。
例えば3ピースのMを持って地磯で小型~中型の青物、ロックフィッシュ、条件が良ければヒラスズキ狙いなんて超楽しいんじゃないかな?
(≡ΦωΦ≡) アリだと思います
また、自分でガイド交換できる方は21コルトスナイパーBB S100H-3のトップとティップの合計3個のリングサイズを1段階大きいものに交換するだけですごく重宝するロッドになるかもしれません。
(できれば最初からそうして欲しかったのだが...)
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今後の記事について
最後まで(途中すっ飛ばした方も)読んでいただきありがとうございます。
さて、次回の記事についてですが、釣果報告記事を書くか堤防・テトラ帯で中型青物用のタックル記事を書くか考え中です。
いずれにしても今月アップすると思うのでお時間のある時に是非また読んでください。
今日はここまで。
(≡ΦωΦ≡)ノシ ダスビダーニャ