2020/06/02 地磯用のタックル紹介記事をアップしました。
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(≡ΦωΦ≡)こんにちは、猫のアニキです。
シマノのHPを覗いたらコルトスナイパーXRの自重が公開されていました。
全体的に重量アップ!
2ピースモデルの一部(MH、H)は5%増くらいに留まるものもあるけれど、3ピースの3モデルと2ピースのMは10~15%くらいアップします。
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参考に新旧3ピースモデル(+ついでに19エクスチューン)を比較してみると
16コルトスナイパー S1000MH-3:278g
↓
コルトスナイパーXR 100MH-3:310g
※19エクスチューン S100MH:309g
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16コルトスナイパー S1000H-3:282g
↓
コルトスナイパーXR 100H-3:317g
※19エクスチューン S100H:334g
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16コルトスナイパー S1000XH-3:289g
↓
コルトスナイパーXR 100XH-3:335g
※19エクスチューン S100XH:361g
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3ピースはともかくMモデルの重量アップって正直辛いんじゃないのかなぁ
まぁ、軽いのがよければコルトスナイパーSSにしなさいよ!ってことなのかな?
うん。これ(↑)だと相対的に価格だけでなく重量もライトなモデルって感じがでてきた。
僕としては今まで存在の薄かったコルトスナイパーSSがきちんと差別化されていいポジションになったね。
ただ、コルトスナイパーXRのMLモデルなんて、ジグMAX56gでライトショアジギングロッドなのに、10フィートの自重232g。
ライバルはだいたい200g前後なのに...(≡ΦωΦ≡;)
そう考えたらコルトスナイパーSSもそれほど軽く感じない。
となるとエンカウンターか?
んー
スペック表とにらめっこしてたら、
「コルトスナイパーXRのMLとMモデルっていらないんじゃない?」って気がするけど、XRとSSはエンカウンターよりもリールシート位置が高いから重さの割りに振り抜きやすいのかもね。
頭混乱してきたし迷走しそうだからそもそも興味の無いライトモデルは深く考えるのやめよう。
(≡ΦωΦ≡;)ツカリタ
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ライバルとの比較
XRの登場でシマノの中ではある意味整理ができたのかもしれないが、気になるのはライバルとの比較。
今回コルトスナイパーXRの重量アップでライバルとの関係がどうなるか?
まぁ、ライバルといってもたくさんあるから一概に言えないし、店頭に並んだら手にとってみて比較しようとおもっているんだけど、現時点でざっくり言うと、
ダイワ ジグキャスターMXとコルトスナイパーXRの比較は少し難しくなった気がする。
ジグキャスターMXの方が断然軽いから、コルトスナイパーSSが直接のライバルになるのかな?
ということはショアスパルタンのスタンダード、コースタルあたりがコルトスナイパーXRのライバルになるのか?
メジャークラフトについてはいずれ記事に書こうと思っているんだけど最近ショアジギングロッドの仕様が変わった感があるんだよね。
ロッド自重だけで比較するならメジャクラのショアジギングロッド(260~300g)はジグキャスターMX、コルトスナイパーSSがライバルになりそうなのだが、実際使って見ると違うような気が.....
メジャークラフトのロッド作りのコンセプトというか設計というか、何か他社とは違ってる感じがするので今ここであれこれ言うのはやめておきます。
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※2020/04/16 メジャークラフトのロッド(前編はLSJ)について記事アップしたよ↓
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それよりも、
今まで僕の中ではロッドの特性的にライバルにならなかったメーカーが今回のコルスナXR登場で好敵手になる可能性を感じている。
それは
まぁ、これは僕の勝手なイメージですが、
堤防メインでたまに地磯ってのがこれまでの無印コルトスナイパーだったんだけど、重量とパワーがここまでアップしてくると地磯での出番が増えそうな気がする。
そうしたらライバルにブルースナイパーやグランデージXDが入ってくるんじゃないかな?
ルアーウェイトからすると
・コルトスナイパーXR S100H VS ブルースナイパー100MH
・コルトスナイパーXR S100XH VS グランデージXD 100XH
というところ。
ただし、ブルースナイパーがほぼ定価販売なのに対してシマノはこれまでの傾向をみると15~20%くらい割引してくると思うから実売価格では10000円くらいの差が出そう。
価格面からいうとコスパの優れるグランデージのほうが近いかもしれない。
グランデージXDはよほど人気があるのかどこの店も品薄感がある。
あまり店頭に並ばなかったメーカーだから急に人気が出ると生産が追いつかないのかな?
これ以外にもゼニスとかオリムピックとか(使ったことないけど)がまかつとか...
いっぱいありすぎるね。(ΦωΦ≡;)
それにまだコルトスナイパーXRの実物を触っていないので今後書く事にします。
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アニキ的今後の予定
コルトスナイパーのXRについてHPをみていると他に気になることもあるので時間ができたらまたシマノに聞いてみようかなぁ。
何が気になるかというと
↑これ
下から2番目に「■並継ぎ(Hパワー以上、3ピース)」ってあるんだけど、これってHパワー以上の3ピースなのか、それとも2ピースも含めてH以上ってことなのかどっちなんだろう?
そんなのどっちでもいいんじゃない?って思うかもしれないけど、心配なのは3ピースのMHが並継なのか逆並継なのか?ってこと。
もし逆並継だったらブランクの太さがジョイント部分で歪になる可能性があるんだよね。
実は歪な3ピースモデルを販売しているメーカーを知ってるんだよね...
で、良く見ずにネットでポチッって後悔しちゃったことがあるんだよねぇ。
σ(≡ΦωΦ≡)え?コルトスナイパーXRのS100MH-3を検討してるのか?
懐事情によりすぐには買えないけど...ちょっとだけ興味はありますよ。理由はまだ秘密ですけどねw
さて、時間も時間なので今回の記事はここまでにします。
数回しか読み返しせずにアップした記事なので今後手直しいっぱい入れるかもですが、よかったら読んでください。
今日はここまで。
(≡ΦωΦ≡)ノシ ダスビダーニャ
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3/30更新
コルトスナイパーXRのHPで上の表記「■並継ぎ(Hパワー以上、3ピース)」の詳細についてシマノに聞いてみました。
【逆並継】
2ピースモデルの
「ML」
「M」
「M/PS」
「MH」
「MH/PS」
【並継】
2ピースモデルの
「H」
「H/PS」
「XH」
3ピースモデル全機種
に採用したとのこと。
改めてその理由も聞いたところ、
ロッドのテストをしたところやや細めのブランクであるML~MHは並継の場合ロッドの上半分が細くなりすぎて反発力が下がり、ルアーの操作性やキャスト性が低下するため必要最低限の張りを持たせる意味で逆並継ぎを採用。
逆にある程度太さのあるH~XHは逆並継ぎにしてしまうとロッドの上半分が必要以上に太く、張りが出過ぎて曲げにくくなり前者とは逆の理由で操作性やキャスト性が落ちるため並継を採用した。
3ピースモデルのMHはなぜ並継ぎなのか?
これは聞き忘れました。
( ノ_ _)ノ ズテッ!!
でも、僕なりに予想していることがあります。
おそらく1つはそもそもバリエーションの少ない3ピースモデル内でパワーごとの明確な差を付けるため。要するにMHとHのパワー差をアングラーが感じやすくするため。
これは前モデルの15、16コルトスナイパーで既にシマノが取っていた手法になるんだけど、同じパワーのMHでも逆並継の2ピースモデルより並継の3ピースモデルの方が元径が太い。
そして継ぎ方の違いにより先径は同じになっている(下表参照)。
これはMHとHの使用感に明確な差を付けるため3ピースの中で継ぎ方を統一したんだと思うけど、ベリーからティップセクション(先径)が細くなり過ぎないように2ピースモデルよりもバット(元径)を太くしたと思われる。
しかしここでふと疑問が湧く。
「同じパワー表記でも2ピースモデルより3ピースモデルの方がバットが太くなる分パワーが上がるのか?」
現時点でコルトスナイパーXRの元径が発表されていないのでわからないし、太さが違っていても使用するカーボン(高弾性、中弾性、低弾性)の比率やブランクの肉厚によっても変えることができるから一概には言えない。
また、3ピースは継ぎ数が増えることでロッドにかかる負荷にバラつきが発生し、ジョイント部分で折れやすくなるという懸念もある。
ただしこれはジョイント部分の設計(いわゆる補強の仕方)によって変わってくるし、前モデルやAR-Cで継ぎ目強度の問題は感じなかったので過剰な詮索はやめておきます。
前者のバットパワーの疑問については元径が発表されたらまたシマノへ聞いてみようかな...
(≡Φω☆≡)キラーン
話を戻して、もう1つはデザイン上の問題。
(≡˘・ω・˘≡)デザイン? ドユコト?
3ピースモデルはジョイント(繋ぐ箇所)が2つあるよね。
ということはもしジョイントを逆並継にすると、その部分で2回太さが増加してしまい、否応なしに張りが出てしまうのはもちろんのこと、見た目に着膨れ感が出てしまうんです(ほぼ断言)。
なんでそんなことがわかるのか?
既に最初の投稿で暴露していますが、よく確認しないまま以前そのようなロッドを買ってしまったんです。
どうしてもその部分が妥協できず数回使っただけで売却しました。
一応画像はあるのですが、今その画像だけアップすると単にそのメーカーさんの悪口になってしまいそうなので、よい部分も含めてきちんとしたレビュー記事をいずれ書こうと思います。
「並継だの逆並継だのは知らん!」って方もいると思うので簡単にイラスト書きました。
印籠継ぎというのもあるのだけど、これは上下のブランクで太さが変化しません。
比較的上位モデルや高級ロッドに採用していることが多い。
ゼナックのミュートスなどがそうです。
手間(=コスト)がかかるので廉価モデルにはあまり使われていない継ぎ方です。
ただ、以前別メーカーのロッド製作者のブログで読んだのですが、手間のかかる印籠継が強度等において一番優れるのか?というと近年技術が進歩したおかげで(手抜きをしない限り)どの継ぎ方も大差は無いそうです。
各メーカーがそのロッドに求める特性や製造コストに一番合った継ぎ方を採用するのだとか。
更新は以上 (≡ΦωΦ≡)ノシ ダスビダーニャ
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