■2023/08/24 Newクロスライド1Gの標準自重追加
■2023/08/17 XR5-1002HHのスペック、ベンチマーク追加
(≡ΦωΦ≡)こんにちは、猫のアニキです。
やっとできました。
メジャークラフトの後編です。
前編はライトショアジギング(LSJ)ロッドのことを書いたけれど後編ではショアジギングロッドをメインに書きます。
前編のような記事を期待されていた方には申し訳ないのですが、メーカーの話はほとんどなく、僕の体験談や失敗談が中心。
またそれらとベンチマークテストの結果を踏まえた憶測的な話になります。
(≡ΦωΦ≡;) だいじょうぶかなぁ...
※前編を読んでいただいたこと前提で書いたため、いきなり後編を読んだ方にとっては説明不足な点があると思います。
※LSJ、各モデルの特徴(ロッドのパワーランキング)、メーカーに聞いた話についても前編をご覧ください。
【前編】
※クロスライド5Gについて詳しいことは下の記事をご覧ください。
※クロスライド1Gについて詳しいことは下の記事をご覧ください。
ちなみに、今回の記事についても情報はなるべく正確に書くよう努めていますが間違ったことを書いたり、文章力の未熟さゆえに誤解を招く表現を使うことがあると思います。
間違いについては発見次第すぐ修正しますが、ロッド購入時の参考とされる場合はあくまでも自己責任でよろしくお願いします。
- 各モデルの価格
- 主なスペックとベンチマーク(測定値)
- ファーストキャスト
- 2代目ソルパラ
- クロスライド5G
- クロスライド(生産終了)
- 3代目クロステージ
- 2代目トリプルクロス
- N-ONE(生産終了)
- KGエボリューション(生産終了)
- ソルティック(生産終了)
- 2代目クロステージ(生産終了)
- 自重のみ ■2023/08/24更新
- XR1-1002HH(クロスライド1G)
- XR1-1002H(クロスライド1G)
- XR1-1002MH(クロスライド1G)
- XR1-962MH(クロスライド1G)
- XR1-1002M(クロスライド1G)
- XR1-962M(クロスライド1G)
- XR1-1002M/LSJ(クロスライド1G)
- XR1-962M/LSJ(クロスライド1G)
- XR1-942ML/LSJ(クロスライド1G)
- XR5-1002HH(クロスライド5G)
- XR5-1002H(クロスライド5G)
- XR5-1002MH(クロスライド5G)
- XR5-962MH(クロスライド5G)
- XR5-1002M(クロスライド5G)
- XR5-962M(クロスライド5G)
- XR5-1002M/LSJ(クロスライド5G)
- XR5-962M/LSJ(クロスライド5G)
- XR5-942ML/LSJ(クロスライド5G)
- XRS-1032PLG(クロスライド)
- XRS-1002LSJ(クロスライド)
- HT-962H(ハンタウェイ)
- KGS-1062H(KGエボリューション)
- KGS-962H(KGエボリューション)
- KGS-1002LSJ(KGエボリューション)
- KGS-962LSJ(KGエボリューション)
- KGS-902LSJ(KGエボリューション)
- SKR-1002PLG(スカイロード)
- ZAT-962MH(ザルツ)
- CRX-1002H(3代目クロステージ)
- CRK-962MH(2代目クロステージ)
- CRK-902LSJ(2代目クロステージ)
- NSS-1002H(N-ONE)
- NSS-1002LSJ(N-ONE)
- SPX-902LSJ(2代目ソルパラ)
- FCS-1002H(ファーストキャスト)
- FCS-1002MH(ファーストキャスト)
- ベンチマーク(表)
- メジャークラフトのロッド選びを難しくしている原因
- 目的別ロッドの選び方
- まとめ
- 今後の記事について
各モデルの価格
まず、現行モデルと生産終了モデルの一部を価格の高い順に並べてみた。
①クロスライド(2012年)---37,900円
②ハンタウェイ(2011年)---37,500円
③ソルティック(2007年)---およそ27,000円
④クロスライド5G(2021年)---27,000円
⑤N-ONE(エヌワン)(2016年)---26,000円
⑥2代目トリプルクロス(2017年)---21,500円
⑦スカイロード(2014年)---20,800円
⑧KGエボリューション(2011年)---20,200円
⑨クロスライド1G(2023年)---19,250円 NEW
⑩ザルツ(2008年)---17,000円
⑪3代目クロステージ(2016年)---15,300円
⑫2代目ソルパラ(2018年)---10,300円
⑬ファーストキャスト(2020年)---OPEN(7,400円くらい)
※価格順。( )カッコ内はおおよその発売時期。価格は10フィートMHの定価(税抜)。ソルティックとザルツとハンタウェイは10ftが無いため9.6フィート。
主なスペックとベンチマーク(測定値)
主なスペックおよびベンチマークの測定値をご紹介。
今回は比較のため一部の生産終了モデルも掲載します。
ファーストキャスト
FCS-1002MH
全長:10ft
自重:257g ※実測値
継数:2
適合ルアー:30-80g
適合ライン:#1.0-3.0
ガイドサイズ:10-10-10-10-12-16-20-30
フロントグリップ長:約16.3cm
リール取付位置:約48.2cm
重量バランス:リール取付位置中心より上へ約38.8cm
仕舞寸法:157.8cm ※実測値
竿尻:EVA
①ティップ:19.3cm
②バット:2.31cm
ベンチマーク座標:12-J
FCS-962LSJ
全長:9.6ft
自重:205g
継数:2
適合ルアー:15-50g
適合ライン:#1.0-2.5
ガイドサイズ:6-6-7-8-10-12-16-25
フロントグリップ長:約14cm
リール取付位置:約47.7cm
重量バランス:リール取付位置中心より上へ約29.2cm
仕舞寸法:149.3cm ※実測値
竿尻:EVA
①ティップ:31.9cm
②バット:4.34cm
ベンチマーク座標:5-D
2代目ソルパラ
SPX-1002LSJ
全長:10ft
自重:221g ※実測値
継数:2
適合ルアー:40±20g
適合ライン:#1.0-2.5
ガイドサイズ:6-6-7-8-10-12-16-25
フロントグリップ長:13.4cm
リール取付位置:48.4cm
重量バランス:38.8cm
仕舞寸法:157cm ※実測値
竿尻:コルクラバー
①ティップ:25.7cm
②バット:3.48cm
ベンチマーク座標:8-G
クロスライド5G
★NEW★XR5-1002HH
全長:10ft
自重:260g
継数:2
適合ルアー:80-120g
適合ライン:#1.5-4.0
ガイドサイズ:12-12-12-12-12-16-20-30
フロントグリップ長:約22.2cm
リール取付位置:約49.7cm
重量バランス:リール取付位置中心より上へ約44.3cm
仕舞寸法:157.9cm ※実測値
竿尻:EVA
①ティップ:14.7cm
②バット:1.8cm
ベンチマーク座標:14-L
XR5-962MH
全長:9.6ft
自重:204g
継数:2
適合ルアー:60±20g
適合ライン:#1.0-3.0
ガイドサイズ:8-8-8-8-12-16-20-30
フロントグリップ長:約20.1cm
リール取付位置:約49.7cm
重量バランス:リール取付位置中心より上へ約38.8cm
仕舞寸法:149.8cm ※実測値
竿尻:EVA
①ティップ:17.7cm
②バット:3.45cm
ベンチマーク座標:8-K
XR5-1002M
全長:10ft
自重:206g
継数:2
適合ルアー:20-60g
適合ライン:#1.0-2.5
ガイドサイズ:8-8-8-8-12-16-20-30
フロントグリップ長:約19.9cm
リール取付位置:約49.9cm
重量バランス:リール取付位置中心より上へ約42.4cm
仕舞寸法:158.3cm ※実測値
竿尻:EVA
①ティップ:19.8cm
②バット:3.68cm
ベンチマーク座標:7-J
XR5-962M
全長:9.6ft
自重:200g
継数:2
適合ルアー:20-60g
適合ライン:#1.0-2.5
ガイドサイズ:8-8-8-8-12-16-20-30
フロントグリップ長:約20.0cm
リール取付位置:約49.7cm
重量バランス:リール取付位置中心より上へ約38.6cm
仕舞寸法:150cm ※実測値
竿尻:EVA
①ティップ:19.3cm
②バット:3.85cm
ベンチマーク座標:7-J
XR5-962M/LSJ
全長:9.6ft
自重:151g
継数:2
適合ルアー:15-50g
適合ライン:#0.8-2.0
ガイドサイズ:6-6-6-6-7-8-12-25
フロントグリップ長:約11.0cm
リール取付位置:約47.4cm
重量バランス:リール取付位置中心より上へ約34.7cm
仕舞寸法:148.5cm ※実測値
竿尻:EVA
①ティップ:24.6cm
②バット:3.83cm
ベンチマーク座標:7-G
クロスライド(生産終了)
XRS-1002H
全長:10ft
自重:270g ※実測値
継数:2
適合ルアー:40-80g
適合ライン:#1.5-3.5
ガイドサイズ:10-10-10-10-12-16-20-30
フロントグリップ長:約24.8cm
リール取付位置:約48.3cm
重量バランス:リール取付位置中心より上へ約44cm
仕舞寸法:157cm ※実測値
竿尻:コルクラバー
①ティップ:13.8cm
②バット:1.72cm
ベンチマーク座標:14-M
XRS-1002MH
全長:10ft
自重:248g ※実測値
継数:2
適合ルアー:20-60g
適合ライン:#1.5-3.5
ガイドサイズ:8-8-8-8-12-16-20-30
フロントグリップ長:約22.5cm
リール取付位置:約48.3cm
重量バランス:リール取付位置中心より上へ約39cm
仕舞寸法:157cm ※実測値
竿尻:コルクラバー
①ティップ:15.7cm
②バット:2.08cm
ベンチマーク座標:13-L
XRS-962PLG
全長:9.6ft
自重:242g ※実測値
継数:2
適合ルアー:15-70g
適合ライン:#1.5-3.0
ガイドサイズ:8-8-8-8-12-16-20-25
フロントグリップ長:約22.5cm
リール取付位置:約48.3cm
重量バランス:リール取付位置中心より上へ約33.3cm
仕舞寸法:150cm ※実測値
竿尻:コルクラバー
①ティップ:21.4cm
②バット:2.44cm
ベンチマーク座標:11-I
XRS-962LSJ
全長:9.6ft
自重:186g ※実測値
継数:2
適合ルアー:15-50g
適合ライン:#1.0-2.5
ガイドサイズ:6-6-6-6-7-8-12-25
フロントグリップ長:未計測
リール取付位置:未計測
重量バランス:未計測
仕舞寸法:149cm ※実測値
竿尻:コルクラバー
①ティップ:31cm
②バット:4.24cm
ベンチマーク座標:5-D
3代目クロステージ
CRX-1002MH
全長:10ft
自重:253g ※実測値
継数:2
適合ルアー:40-80g
適合ライン:#1.0-3.0
ガイドサイズ:8-8-8-8-12-16-20-30
フロントグリップ長:約19.1cm
リール取付位置:約48.7cm
重量バランス:リール取付位置中心より上へ約37.5cm
仕舞寸法:157.7cm ※実測値
竿尻:コルクラバー
①ティップ:21.3cm
②バット:3.06cm
ベンチマーク座標:9-I
CRX-1002LSJ
全長:10ft
自重:198g ※実測値
継数:2
適合ルアー:30-50g
適合ライン:#1.0-2.5
ガイドサイズ:6-6-6-6-7-8-12-25
フロントグリップ長:約14.7cm
リール取付位置:約48.3cm
重量バランス:リール取付位置中心より上へ約37.9cm
仕舞寸法:157.1cm ※実測値
竿尻:コルクラバー
①ティップ:27.4cm
②バット:4.17cm
ベンチマーク座標:6-F
CRX-962LSJ
全長:9.6ft
自重:198g ※実測値
継数:2
適合ルアー:30-50g
適合ライン:#1.0-2.5
ガイドサイズ:6-6-6-6-7-8-12-25
フロントグリップ長:約14.8cm
リール取付位置:約48.2cm
重量バランス:リール取付位置中心より上へ約29.3cm
仕舞寸法:149.6cm ※実測値
竿尻:コルクラバー
①ティップ:28.6cm
②バット:4.38cm
ベンチマーク座標:5-E
2代目トリプルクロス
TCX-1002HH
全長:10ft
自重:316g ※実測値
継数:2
適合ルアー:100±20g
適合ライン:#1.5-4.0
ガイドサイズ:10-10-10-10-12-16-20-30
フロントグリップ長:約23.2cm
リール取付位置:約49.8cm
重量バランス:リール取付位置中心より上へ約41.2cm
仕舞寸法:158.5cm ※実測値
竿尻:コルクラバー
①ティップ:17cm
②バット:2.27cm
ベンチマーク座標:12-K
TCX-1002MH
全長:10ft
自重:258g ※実測値
継数:2
適合ルアー:60±20g
適合ライン:#1.0-3.0
ガイドサイズ:8-8-8-8-12-16-20-30
フロントグリップ長:約22.2cm
リール取付位置:約49.8cm
重量バランス:リール取付位置中心より上へ約41.5cm
仕舞寸法:158cm ※実測値
竿尻:コルクラバー
①ティップ:20.5cm
②バット:3.61cm
ベンチマーク座標:8-I
TCX-1002LSJ
全長:10ft
自重:190g ※実測値
継数:2
適合ルアー:40±20g
適合ライン:#1.0-2.5
ガイドサイズ:6-6-6-6-7-8-12-25
フロントグリップ長:約16.3cm
リール取付位置:約47.5cm
重量バランス:リール取付位置中心より上へ約48.5cm
仕舞寸法:156.7cm ※実測値
竿尻:EVA
①ティップ:27.4cm
②バット:4.06cm
ベンチマーク座標:6-F
N-ONE(生産終了)
NSS-1003H
全長:10ft
自重:301g ※実測値
継数:3
適合ルアー:60-100g
適合ライン:#1.5-3.5
ガイドサイズ:10-10-10-10-12-16-20-30
フロントグリップ長:約25.1cm
リール取付位置:約48.7cm
重量バランス:リール取付位置中心より上へ約41.9cm
仕舞寸法:107cm ※実測値
竿尻:コルクラバー
①ティップ:13.1cm
②バット:2.57cm
ベンチマーク座標:11-M
NSS-1003MH
全長:10ft
自重:285g ※実測値
継数:3
適合ルアー:40-80g
適合ライン:#1.0-3.0
ガイドサイズ:8-8-8-8-12-16-20-30
フロントグリップ長:約24.7cm
リール取付位置:約48.7cm
重量バランス:リール取付位置中心より上へ約39.4cm
仕舞寸法:107.2cm ※実測値
竿尻:コルクラバー
①ティップ:16.2cm
②バット:3.1cm
ベンチマーク座標:9-K
KGエボリューション(生産終了)
KGS-1003H
全長:10ft
自重:313g ※実測値
継数:3
適合ルアー:40-80g
適合ライン:#1.5-3.5
ガイドサイズ:10-10-10-12-16-20-25-30
フロントグリップ長:約24.5cm
リール取付位置:約48.3cm
重量バランス:リール取付位置中心より上へ約50.2cm
仕舞寸法:107cm ※実測値
竿尻:EVA
①ティップ:13.1cm
②バット:1.71cm
ベンチマーク座標:14-M
KGS-1002H
全長:10ft
自重:311g ※実測値
継数:2
適合ルアー:40-80g
適合ライン:#1.5-3.5
ガイドサイズ:10-10-10-12-16-20-25-30
フロントグリップ長:約24.5cm
リール取付位置:約47.7cm
重量バランス:リール取付位置中心より上へ約44.7cm
仕舞寸法:157.5cm ※実測値
竿尻:EVA
①ティップ:14cm
②バット:1.71cm
ベンチマーク座標:14-L
KGS-1002MH
全長:10ft
自重:295g ※実測値
継数:2
適合ルアー:20-60g
適合ライン:#1.0-3.0
ガイドサイズ:10-10-10-12-16-20-25-30
フロントグリップ長:約24.5cm
リール取付位置:約48.3cm
重量バランス:リール取付位置中心より上へ約42.9cm
仕舞寸法:157.7cm ※実測値
竿尻:EVA
①ティップ:15cm
②バット:2.11cm
ベンチマーク座標:13-L
KGS-962MH
全長:9.6ft
自重:280g ※実測値
継数:2
適合ルアー:20-60g
適合ライン:#1.0-3.0
ガイドサイズ:10-10-10-12-16-20-25-30
フロントグリップ長:約24.5cm
リール取付位置:約48cm
重量バランス:リール取付位置中心より上へ約40.2cm
仕舞寸法:150.5cm ※実測値
竿尻:EVA
①ティップ:14.7cm
②バット:2.49cm
ベンチマーク座標:11-L
ソルティック(生産終了)
ST-962HH
全長:9.6ft
自重:300g ※実測値
継数:2
適合ルアー:MAX120g
適合ライン:#1.5-4.0
ガイドサイズ:10-10-10-10-12-16-20-25-30
フロントグリップ長:約18.7cm
リール取付位置:約45.5cm
重量バランス:リール取付位置中心より上へ約35cm
仕舞寸法:149cm ※実測値
竿尻:EVA
①ティップ:14.5cm
②バット:2.98cm
ベンチマーク座標:10-L
ST-962MH
全長:9.6ft
自重:286g ※実測値
継数:2
適合ルアー:MAX60g
適合ライン:#1.0-3.0
ガイドサイズ:10-10-10-10-12-16-20-25-30
フロントグリップ長:約18.6cm
リール取付位置:約45.5cm
重量バランス:リール取付位置中心より上へ約31.7cm
仕舞寸法:148.3cm ※実測値
竿尻:EVA
①ティップ:22.1cm
②バット:3.22cm
ベンチマーク座標:9-H
2代目クロステージ(生産終了)
CRK-962H
全長:9.6ft
自重:293g ※実測値
継数:2
適合ルアー:40-80g
適合ライン:#1.5-3.5
ガイドサイズ:10-10-10-10-12-16-20-30
フロントグリップ長:約22cm
リール取付位置:約47.8cm
重量バランス:リール取付位置中心より上へ約42.4cm
仕舞寸法:150.5cm ※実測値
竿尻:EVA
①ティップ:13.2cm
②バット:2.05cm
ベンチマーク座標:13-M
CRK-962LSJ
全長:9.6ft
自重:212g ※実測値
継数:2
適合ルアー:15-50g
適合ライン:#1.0-2.5
ガイドサイズ:6-6-6-6-7-8-12-25
フロントグリップ長:約17.6cm
リール取付位置:約47.7cm
重量バランス:リール取付位置中心より上へ約29.9cm
仕舞寸法:149.1cm ※実測値
竿尻:EVA
①ティップ:31.3cm
②バット:4.5cm
ベンチマーク座標:5-D
自重のみ ■2023/08/24更新
XR1-1002HH(クロスライド1G)
自重:270g
XR1-1002H(クロスライド1G)
自重:250g
XR1-1002MH(クロスライド1G)
自重:235g
XR1-962MH(クロスライド1G)
自重:230g
XR1-1002M(クロスライド1G)
自重:230g
XR1-962M(クロスライド1G)
自重:225g
XR1-1002M/LSJ(クロスライド1G)
自重:190g
XR1-962M/LSJ(クロスライド1G)
自重:190g
XR1-942ML/LSJ(クロスライド1G)
自重:165g
XR5-1002HH(クロスライド5G)
自重:260g
XR5-1002H(クロスライド5G)
自重:224g
XR5-1002MH(クロスライド5G)
自重:214g
XR5-962MH(クロスライド5G)
自重:204g
XR5-1002M(クロスライド5G)
自重:206g
XR5-962M(クロスライド5G)
自重:200g
XR5-1002M/LSJ(クロスライド5G)
自重:155g
XR5-962M/LSJ(クロスライド5G)
自重:151g
XR5-942ML/LSJ(クロスライド5G)
自重:127g
XRS-1032PLG(クロスライド)
自重:255g ※実測値
XRS-1002LSJ(クロスライド)
自重:189g ※実測値
HT-962H(ハンタウェイ)
自重:291g ※実測値
KGS-1062H(KGエボリューション)
自重:309g ※実測値
KGS-962H(KGエボリューション)
自重:293g ※実測値
KGS-1002LSJ(KGエボリューション)
自重:194g ※実測値
KGS-962LSJ(KGエボリューション)
自重:203g ※実測値
KGS-902LSJ(KGエボリューション)
自重:191g ※実測値
SKR-1002PLG(スカイロード)
自重:265g ※実測値
ZAT-962MH(ザルツ)
自重:265g ※実測値
CRX-1002H(3代目クロステージ)
自重:273g ※実測値
CRK-962MH(2代目クロステージ)
自重:270g ※実測値
CRK-902LSJ(2代目クロステージ)
自重:186g ※実測値
NSS-1002H(N-ONE)
自重:298g ※実測値
NSS-1002LSJ(N-ONE)
自重:229g ※実測値
SPX-902LSJ(2代目ソルパラ)
自重:208 ※実測値
FCS-1002H(ファーストキャスト)
自重:272g ※実測値
FCS-1002MH(ファーストキャスト)
自重:263g ※実測値
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ベンチマーク(表)
後半の記事を書くにあたり、ベンチマークテストの表を見ていただかないと非常に説明し辛いのでいつものように掲載しますが今回は数が多いのでパワーごとに色分けしました。
ベンチマークテストの説明
ベンチマークテストってパソコンのCPUとかGPUの比較でよく聞くと思うんだけど、ロッドの比較という観点から勝手にベンチマークテストと名付けました。
※元々は測量で使われる言葉らしい。
ベンチマークの測定方法は以下の通り。
【測定方法】
1、ロッドの先端①に300gのウエイトを直接ぶら下げた場合、Aの部分が何センチ曲がるかを測定。
2、バット部分②に5000gのウエイトを直接ぶら下げた場合、Bの部分が何センチ曲がるかを測定。
通常のベントカーブはロッドを全体の曲がり方を見るけれど、それでは数値化したときにティップとバットを個々に比較しづらいため2つに分けました。
これってベリー部分を測定しないから正確に測定できないのでは?って普通思うよね!?
僕もそこが不安だったんだけど、実際にこの測定で近い数値が出たロッド同士を何本か実釣で比較したところ、キャストフィールや操作性は許容範囲と思えるくらいの誤差でした。
ティップに関しては仮に同じ数値だったとしても調子の違いで若干操作性が異なる場合があるけれど、何も情報が無いよりはマシくらいに思ってください。
ただ、全長や自重、重量バランス、リール取付位置が大きく異なるとキャストフィールや操作感も大きく変わってしまうので比較するにはある程度の条件が付きます。
【ベンチマークテストに関する注意点】
このベンチマークテストは素人のブログ主が趣味の一環で行ったものです。
測定に関する専門知識はなく、DIYで制作した簡易な装置を使っての測定のため数値に誤差が生じる可能性があります。
また、使用したロッドのほとんどが中古品であるため新品時とは異なる可能性があります。
ベンチマークテストの測定結果、数値は予告なく修正・変更する場合があります。
【ベンチマークテストの目的】
測定したのはロッドの「硬さ」であり、「パワー」とは異なります。
一般的にロッドのパワーとはロッドが曲がることによって発生する反発力のこと。
対してロッドの硬さとは負荷に対して曲がらず真っすぐでいようとする抵抗力のようなものです。
魚を寄せたり浮かせるために必要なのはパワーと言われていますが、硬さを測定することでキャストフィールやルアーの操作感を比較・予想するのに役立つと思っています。
ただしベンチマークの数値が近いロッド同士でも調子の違い、ガイド、重量、ロッドの持つ復元スピードの違いにより実際の操作感が異なるケースがあります。
★NEW★測定結果
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■2021/10/01
【重要!】ベンチマーク ”表1" は新しいソフト(インクスケープ)で再作成しました。
やっと完成!新しいベンチマークテスト表についてお知らせ - 野良猫アニキの自由研究
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※縦軸のアルファベットと横軸の数字は表内で位置を把握しやすくするために打ったナンバーです。
※ロッド名、自重、ルアーウエイトを書き込むため文字を小さく、しかも英文字にしたら読みにくくなりました。
※特にスマホの方は申し訳ありませんが、画像を拡大(タップ)して見てください。
毎度のことだけど比較のためダイワのジグキャスターとシマノのコルトスナイパー、リアルメソッド(タカミヤ)のショアジギングGR2も入れてみた。
かなり詰め込んだので見えにくくなってすみません。画面を拡大して見てください。
※表が見えにくくなったフォローとして各ロッドの"ベンチマーク測定値"下に表内のナンバーとアルファベットを使った位置座標(ベンチマーク座標)を記載しているのでそれを参考にしてください。
(≡PωΦ≡;) ムシメガネ...
メジャークラフトのロッド選びを難しくしている原因
ベンチマークテストの結果を見てどう思ったかな。
「モデルごとにややバラついているけれど、概ねパワー表記と硬さが一致するんだな」
とか、
「同じLSJでもモデルごとに硬さがバラバラなのと、意外にも2代目ソルパラが硬いんだな」
など、いろいろ感じることがあると思います。
で、僕が一番何を思ったかと言うと、
「これは多くの方がロッド選びで間違えそう」
って思いました。
ちなみに僕は何度も間違えました (≡ΦωΦ≡;)
それはなぜか?これから説明しますね。
LSJからステップアップする時の注意点
僕がショアジギングを始めた2013年ころはKGエボリューションや2代目クロステージ、クロスライドが全盛期だった。
そして定石になるけれど手始めにお手軽なLSJを購入。
LSJがすごく良かったのでステップアップしようと思い、同時期に販売されていたメジャークラフトのショアジギングロッドの中からMHを購入。
するとパワー的には1段階アップのつもりが実際のロッドの硬さは飛び級的に上昇!(表2の矢印)
これはティップの硬さで言えばシマノ コルトスナイパーXRのH(ジグウエイト:MAX120g)に相当する。
※ロッドの硬さが近くてもリール取付位置、自重、重量バランス、ガイド、ブランク設計などにより実際の使用感は異なる場合があります。
\(≡ΦωΦ≡)/⌒― こんな硬いロッドが使えるかー!!
って言いたくなったんだけど、当時は他のロッドを知らないからバキバキに硬いロッドをなんとか使いこなそうと一生懸命練習したよ。
※ちなみに当時他の方のブログを見るとメジャクラのMHで80gとか100gのジグを投げている方が結構いたみたい。
でもね、無理して硬いロッドを使わなくても他のメーカーに良いロッドがたくさんあることを知ったのでショアジギングにおいてはメジャクラをメインロッドにすることを諦めました。
※あくまでも当時の話であって未来永劫(みらいえいごう)使わないってわけではありません。
他社からメジャークラフトへ乗り換えする時の注意点
ここまではメジャークラフトの中での話をしたけれど、他社ロッドから乗り換えやロッドの追加をする場合も注意が必要。
例えば、ジグキャスターの106H(ルアーウエイト:50-120g)を使っている方が、
「少しライトなロッドが欲しい。ジグキャスターをもう一本買うのでもいいけれど、メジャークラフトのロッドが気になるのでKGエボリューションの10ftでMH(ルアーウエイト:20-60g)を買おうかな」
って場合や、
シマノの16コルトスナイパー S1000H-3(ジグ:MAX100g)を使っている方が、
「一日中しゃくるにはロッドが重いからもう少しライトなMHにしようかな」
と思ってKGエボリューション(10ft)に買い替えたら下(表3)のようになるよ!
※ちなみにKGエボリューションは既に生産終了。
今よりさらに硬く、しかもコルトスナイパーより重くなるじゃんか!
(≡TωT≡) カナシー
ジグキャスターの106Hと比べればバットの硬さは数字上低くなるけれど、ロッドの長さが10.6ftから10ftに短くなるので実際の使用感はブレが少なくなって全体的に硬い印象になると思う。
\(≡TДT≡)/ イーヤー
これは一例であってダイワやシマノに限った話ではないので注意してください。
N-ONEとトリプルクロスの登場でさらに謎が深まる
それから数年後の2016年にN-ONE、3代目クロステージ。その翌年2017年に2代目トリプルクロスが販売開始された。
メーカーの話ではショアジギングロッドの現行モデルでパワーが最強とされるN-ONEと、それに2代目トリプルクロス、3代目クロステージが続く。
※2021年発売のクロスライド5GはN-ONEと同率1位!
僕はその時、別メーカーのロッドをメインにしていたけれど新しいモデルが出たら気になるよね?
しばらくはガマンするんだけど、結局は時間の問題であり猫的衝動が抑えきれずに買ってしまう...
(≡ΦωΦ)σ¶ 購入ボタンポチッ
で、パワーはともかくロッドの硬さはどうなったのかLSJとMHを参考に見てみると...(表4)
トリプルクロスのLSJ(10ft)はティップ、バット共に硬さ増、3代目クロステージのLSJ(9.6ft)はティップの硬さ増に対しMHはN-ONE、トリプルクロス共全体的に柔らかくなった!
※今回比較したLSJはロッドの長さが異なるため、特にバットの硬さは完全な同一条件の比較とは言えませんが、ティップに関しては硬くなったと言えそう。
※メーカー曰く、クロスライド5Gの使用感はN-ONEに近いらしい。ということは硬さも似ているのかな?→後日メーカーに再確認したところ、N-ONEに近いながらも軽量且つ若干シャープになったらしい。
まぁ、これが本来あるべきMHの硬さと言えるんだけどね。
でもね、例えば現在KGエボリューションのMHを使っている人が、ステップアップしようとして新しいトリプルクロスのHを買ったらどうなるか?
実際トリプルクロスのHは測定したことが無いので断言はできないけれど、おそらくKGエボリューションのMHより柔らかいんじゃないかって思う。
不思議なのは、これだけ硬さの異なるロッドが混在するのにメーカーHPにはこれといった説明が見当たらない。
メーカーからすれば、
「気になる方は最寄りの釣具店で実際に手に取ってみてください」
ってことなのかもしれないけれど、ただでさえ種類やモデルチェンジの多いメジャークラフトのロッドを(気になる数本に絞ったとしても)小まめにチェックなんてできないし、手で触っただけでロッドの硬さを判断することって意外と難しい。
?(≡ΦωΦ)о⌒━ クイックイッ
メジャークラフトのロッドを手放した理由
ダイワやシマノのロッドは基本的に「価格=パワーの差」なのに対し、
「価格≠パワーの差」のメジャークラフト。
しかもロッドのパワーと硬さは必ずしも一致せず(一部のモデルは逆行しており)、その説明がほとんどされていないことがメジャークラフトのロッド選びを非常に困難にしているのではないか?と思っています。
もしかしたら僕がチェックしていない雑誌やツイッターなどでそのことが説明されているのかもしれないけれど、もし説明する意思があるなら是非HPに書いて欲しいところ。
ジグメインのライトショアジギングであれば多少ロッドの硬さが違ってもキャストフィールが違うくらいで何とかなるんだけど、アングラーへの負担が増すロックショアではロッドの硬さやキャストフィールが体力や集中力を大きく左右することになる。
これ以外にも100gのジグが安心して投げられる3ピースロッドが無かったり、リール取付位置が若干低かったり、フロントグリップがやや短かったりなど細かな不満点の積み重ねによりメジャークラフトのショアジギングロッドはメインから外すことになった。
※今でも検証で使うことはあるけどね。ちなみにLSJは今でもメインにして良いロッドだと思っています。
ただし、当時の僕がタカミヤのショアジギングロッドに出会わなければメジャークラフトをメインで使っていた可能性はあります。
なので「あと一歩」のところでメインロッドになれなかったロッドがあるのも事実です。
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目的別ロッドの選び方
いままでの僕の経験を踏まえてメジャークラフトのショアジギングロッドを目的別にピックアップしてみます。
地磯偵察釣行
偵察釣行とは、僕が地磯デビューした頃よくやったことなんだけど、グーグルマップで降りられそうな地磯を予めピックアップし、実際に降りられるか調査したり、他のアングラーがどこで釣りをしているか調査するための釣行です。
偵察釣行は動きやすさが重要なので僕の場合はよほどの理由がない限り3ピースロッドを使用する。
ロッドのパワーについてはガチなロッドでもいいんだけど、最初のうちは小物でもよいからどのような魚がヒットするかを調べるためややライトなロッドを使うことが多かった。
そんな偵察釣行に僕がお勧めするのはこれ!
NSS-1003H
偵察釣行は水深や海底の様子を探ることも含まれるのプラグよりはジグの出番が多くなります。
60から80gのジグをメインにするならこのロッドがおすすめ。
プラグも60gくらいだったらすごくダイブさせやすい。
地磯としてはガチロッドではないものの、過去に友人がこのロッドで120cmのサメを釣っています。
足元で反転した時はバットまでガッツリ曲がったけれどサメをグイグイ引き寄せるだけのパワーを感じたよ。
NSS-1003MH
さらにライトにするならこれ。
40g~60gが使いやすいかな。
プラグは30後半~50gくらいが使いやすかった。
でも、潮流の激しい場所だと細めのPEラインを使ったとしてもジグが着底しない可能性が高いのでHの方がおすすめ。
NSS-963LSJ
マダイ、ランカーサイズのシーバスなどがメインであればLSJもよいかもしれない。
実際のところLSJを使った偵察釣行でマダイやシーバス、根魚がヒットすることがあった。
※僕が偵察釣行していたころはLSJの3ピースが無かったのでシマノのAR-C type XX (生産終了)などを使っていました。
予算を抑えるなら三代目クロステージでもいいかもね。
CRX-964LSJ
LSJは地磯で使っても楽しいんだけど、あくまでも大型青物を探すことを主目的とする場合はLSJの楽しさにハマり過ぎないように注意が必要ですw
堤防大物狙い
根が無い堤防であればぶっちゃけMH以上を買っておけば何でも大丈夫だとは思うんだけど、その中でも満足度が高いのではないか?と思うものを紹介します。
ジグメインならこれ。
TCX-962MH
TCX-1002MH
地磯大物狙い
NSS-1002HH
TCX-1002HH
地磯にソルパラとファーストキャストを使用する場合の注意点
これはタックルバランスにもよるので一概には言えないんだけど、ソルパラとファーストキャストを地磯で使う場合は太いラインやリーダー、大きなリールを使うと他のロッドよりライントラブルが増えたり飛距離が落ちるかもしれない。
その理由はバットガイドの種類とサイズ。
2代目ソルパラのバットガイドはNガイド。
ファーストキャストのバットガイドはMN※ガイド。
※メーカーに確認したところ電話窓口では正確な情報が無く、ファーストキャストに使用されているのはLNガイドかMNガイドのどちらかという回答だった。僕が持っている中で古いカタログを見てもLNガイドのサイズは16までしか見当たらなかったこと、また外観的にもMNガイドの可能性が高いと判断しました。
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※2020/11/1 地元釣具店で「LN(もしくはMN)ガイド」の2代目ソルパラ(ショアジギングおよびライトショアジギングロッド)を目撃しました。
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(LSJを除く)ショアジギングロッドで言うと、
2代目ソルパラのバットガイド(Nガイド、サイズ30)の高さ(H)は47mm。
ファーストキャストのバットガイド(MNガイド、サイズ30)の高さ(H)は49.8mm。
3代目クロステージや2代目トリプルクロスのバットガイドはKWガイド(サイズ30)で高さ(H)は59.6mm。
※ちなみにグランデージXDやコルトスナイパーXRのH、XHのバットガイドはMNガイドでサイズ40、高さ(H)は62.1mm。
このガイドの高さや大きさってリールから出たラインをなるべくスムーズに放出できるよう工夫された高さなんだよね。
それなのにソルパラとファーストキャストのバットガイドは他のモデルと比べて明らかに高さが低い。
もちろん、メーカーもそれは分かったうえでガイドの位置などを調整していると思うんだけど太いPEラインやリーダーを使う場合は念のため注意した方がいいかもしれない。
ちなみに、PE2号くらいであれば問題無いように思うけれど、PE1.5号などを使う場合はガチファイトになったときはソルパラもファーストキャストも基本的にオーリングが使われているので摩擦や放熱性によるラインの寿命にやや不安を感じるかもしれない。
※ソルパラのトップガイドはアルコナイト
※ガイドリングの特徴は前編をご覧ください。
ジグ派にもおすすめなPLG(プラグ専用モデル)。ただしクロスライドのPLGとN-ONEのPLG(10.6ft)は注意が必要!
メジャークラフトのLSJから1段階ステップアップする場合、PLGのラインアップがあるモデルであればPLGがおすすめ。
というのもPLGの設定があるモデル(クロスライド、N-ONE、スカイロード)はMHを購入すると使い手によってはティップが硬すぎると感じるから。
そんな時はPLGを買うとちょうど良いと思うよ。
僕はクロスライドのPLGしか実釣では使っていないんだけど、その特徴はベンチマークテストの結果が示す通りティップはしなやかなんだけどバットは硬い。
このバットが硬いおかげでMAX重量のジグ70gも意外としゃくれるし、ティップが柔らかいので40gのジグだったら明らかに同モデルのMHよりキャストもしゃくるのも楽。
※おそらくN-ONEのPLGはクロスライドと比べてバットが少し柔らかいと思います。
ただし、いくつか注意してほしい点がある。
クロスライドのPLGはステンレスガイド
現在の最新ロットはどうなっているかは分からないけれど、僕が購入した時期(PLGの販売初期)はXRS-962PLGもXRS-1032PLGもオールステンレスガイドだった。
Σ(≡ΦωΦ≡ノ)ノ チタンジャナイノ!?
※クロスライド5Gはステンレスガイド。
富士工業のチタンガイドは一部の例外はあるものの、基本的にガイドのアーム部分に"TITANIUM"という刻印と溝が彫ってある。
しかしクロスライドのPLGは2種類ともその刻印と溝が無く、釣行回数が増えるにつれサビの発生が見られた。
クロスライド=チタンガイドだと思っていたけれど例外があるってことになるね。
それが理由なのか分からないけれど価格はやや抑えられている。
バットガイドがLSJと同じサイズ!
XRS-962PLGは適合PEラインが1.5-3号。XRS-1032PLGは3-5号と書かれており、特に後者はメジャークラフトの中でも太いPEラインの使用を想定しているみたい。
それにも関わらずバットガイドのサイズはLSJと同じ25。
(≡ΦωΦ≡;) ナンデ?
XRS-962PLGはPE1.2から2号が比較的使いやすかったのでギリギリいいとしてもXRS-1032PLGはこれだとまずいんじゃないの?って思います。
ちなみに、シマノの19コルトスナイパー エクスチューンのMH(MAX4号)のバットガイドも25なんだけど、これは足高のRVガイド(H=55.9mm)が使われているのでラインがスムーズに収束されるよう工夫がされている。
対してXRS-1032PLGは通常のKWガイド(H=41.2mm)が使われており、配置を含めて素人目には特別な工夫が見られない。
悪い部分ばかり書いてしまったけれど、XRS-962PLGはもし中古で見つけたら買っても損はしないと思うよ。
ただしクロスライド特有のシャープさは健在なのでLSJからのステップアップにはよいけれど初心者がいきなり使うにはある程度慣れが必要かもしれない。
むしろ初心者が初めて買うのであればN-ONEの10ftのPLGかトリプルクロスのMHの方が良い意味で角が取れて使いやすいと思います。
N-ONEのPLG(10.6ft)はおすすめできないかも...
NSS-1062PLGは釣具店でしか触ったことしか無いので断言はできないけれど、N-ONEはメジャークラフトの中でパワーが一番高いシリーズにも関わらず使用感はマイルドでブランク径は細身に作られている。
※例えば同じ2ピースの10ftでH(ヘビー)の場合、KGエボリューションのフロントグリップ直上のブランク径は約15.3mm、ティップは約3.2mmに対し、N-ONEの同じ位置のブランク径は12.8mmと3.2mm。
以前、NSS-1002PLG(10ft)を触ってみた感じはとても良さそうだったんだけど、NSS-1062PLG(10.6ft)は軽くゆすっただけでもブレが大きい。
NSS-1062PLGをよく見たらマイルドで細いブランクには不釣り合いの大きなKWガイド(あれはおそらくサイズ40ではないか?)がバットガイドとして付いていた。
もしかしてクロスライド XRS-1032PLGのバットガイドが小さいことへの反動?
(≡ΦωΦ≡;) ソンナワケナイカ...
プラグ専用だからあまり問題ないのかもしれないけれど、重量バランスもあまり良くないんじゃないかなと思います。
※もちろんそれを良しとするなら買うのはOKだけどね。
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まとめ
後半はメジャークラフトの欠点ばかりが目立ってしまった気がするけれど、紆余曲折あったので書きました。
ただ、良くも悪くも僕がショアジギングの腕を磨くうえで学ぶことの多かったメーカーなので新製品はなるべくチェックしていきたいと思うし、今後自分にピッタリなロッドが出てくればまた使いたい。
「クロスライドの20周年記念モデルに3ピースモデル出してくれないかなぁ」とか、「ハンタウェイが復活しないかなぁ」と密かに期待しています。
とはいえ、メジャークラフトのショアジギングロッドがピッタリハマったって方もたくさんいると思うのでこれから検討されている方は今回の記事を過度に意識しないでください。
重要なのは自分に合うかどうかだからね。
ただ、メジャークラフト特有のクセ(モデルごとの硬さの違い)には他のメーカー以上に十分気を付けてください。
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今後の記事について
今回の記事は前編と違って「こんな記事でいいのかなぁ...」という感じがして、「書ききった!」という満足感があまり無いんだよね。
(≡˘・ω・˘≡) モヤット
実は先週のうちにおおかた書き終えたんだけど、何度読み返しても「この記事って面白いのかなぁ...」という気持ちが拭えず何度も修正を加えました。
書いているうちに忘れかけていた苦労の記憶が蘇ってきたからかなぁw
結局修正しても大して変わらなかったので本日アップしました。
でもまた修正するかもしれません。
(≡ΦωΦ≡;) 優柔不断
今後の記事についてですが、これといった釣果はないんだけど釣行記録と、地磯おすすめタックルの更新をしようかなと思っています。
それが終わったら偵察釣行について、もしくはロッドについてまた書こうかなぁ...ゼナックとか...
また時間があれば是非読んでください。
今日はここまで。
(≡ΦωΦ≡)ノシ ダスビダーニャ